【向いてる人・向いてない人】経理の適性がある人の特徴とは?現役経理部員が解説します!

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教養
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どんな人が経理に向いているのかな?

自分に経理の適性があるか知りたい!

なんてお考えではないですか?

経理ってどんな仕事なのか?また自分には適性があるのか経理未経験者や簿記の初学者では判断が難しいですよね

この記事を読んでもらえると経理の仕事内容、また自身に適性があるのかについて理解してもらう事が出来ますよ!

経理の仕事とは

各種支払や経費精算

現金や銀行預金による支払業務です。

会社では、現金を社内に一定額置いているのが常です。そこから出張費の仮払いや精算、備品などの少額な支払を経理担当者が行います。

また、会社間の請求書による支払では、取引先にもよりますが請求書の締日が月末締の翌月末払いなどと請求日と決済期日が決まっていますので、請求内容に誤りが無い事などを確認し期日までに支払うというように会社の現金・預金に直接触れる事になります。

支払方法も銀行預金による振込の他に決済金額の大きいものは手形による支払や電子記録債務での支払など様々にある事、取引先により決済期日が異なる事など自ずと管理能力が必要な業務になります。

とは言え、経理初心者が就業早々に任される事はなく、初めは先任者の補助業務などを通して段階的に慣れていく事になりますので安心してください。

帳簿作成資料のチェック

伝票や納品書・請求書等の会社の経済活動に関わる書類を一定期間保存しておく事が法令によって定められているという事もあって、紙媒体やデータによる記録により保管する必要があります。

そういった納品書や請求書といった決済に関わる書類については、内容に誤りが無いかチェックする必要があります。

売上の入金や経費の支払などの決済業務の補助的に行う事になるので、経理初心者の方が、まず任される仕事になります。

請求内容について、取引先と直接連絡を取り合う機会もあるため、ある程度のコミュニケーション能力や端的に分かりすく要件を伝える能力も必要です。

ただし、コミュニケーション能力などは業務を通して自然に養われる部分もあるため経理未経験者であっても過度に心配する程ではありません。

会計ソフトへの入力業務

日々の業務において最も時間的なウェイトを占めるのが、会計ソフトへの入力などの記帳業務です。記帳をする際には、簿記の知識が必要になります。

日々の経済活動を記録する事で会社の経営成績が把握できるようになるため重要な業務になります。

最近では、AIOCRRPAなどのテクノロジーを使って請求書をスキャンする事で仕訳の自動記帳なども可能になって来ています。

入力業務の間はPCに向かっての黙々と植物の心のように作業する時間になるため、単調に感じられて苦痛に思う人もいますので、自分自身に向いていそうか判断するポイントになります。

決算業務

会社によっては月次や四半期少なくとも年に1回は行います

決算までの期間に行われた経済活動を集計して試算表を作成します。

集計期間は基本的には1つの会計期間で行います。例えば3月が決算の会社であれば、その年の4月から決算月までです。

また、決算の際には社長など経営陣への報告を行いますので、記帳能力のみならず試算表や財務諸表を分析する力も必要になります。

社長など経営陣は報告を元に経営判断をして行く事になるので、地味だと思われがちな経理事務職のやりがいを実感出来る機会でもあります。

給与計算

会社によりますが、給与計算を人事や総務で行う事もありますが、経理部で行う事も多くあります。

タイムカードや勤怠管理システムのチェックや給与計算ソフトへの入力業務です。

最近では、クラウド型の勤怠管理システム会計ソフトを連携させて自動で給与計算させる事も可能になって来ています。

人が関わらない分、ヒューマンエラーを起こす可能性を低く出来るので、会社に積極的に取り入れてもらい給与計算を担当するセクション本来の業務に専念出来る体制作りを可能にしています。

経理で役立つ資格

日商簿記

経理で必携の資格です。簿記のスキルは経理の業務とは切り離せないと言っても過言ではないでしょう。例えるなら、サッカーボールが無いのにサッカーしようとしているようなものです。つまり、簿記なしでは経理は成り立たないという事ですね。

また、経理を仕事にするためには、少なくとも日商簿記2級を所持している事を前提条件としている事がほとんどです。

日商簿記2級の検定試験は毎年6月と11月、翌年の2月の1年度に3回開催されています。勉強時間は、簿記初学者で1年、経験者であれば6カ月程です。

資格取得までには、一定の勉強時間が必要になるためモチベーションの維持なども重要になりますが、資格保持する事が転職・就職に結び付きやすい資格でもあるため思い立ったら勉強を始めてみる事をおすすめします。

日本商工会議所

MOS(Microsoft Office Specialist)

Microsoft社が提供するWordやExcelといったofficeソフトの操作技能を証明する資格です。

特に経理実務では、Excelを活用する機会も多いため使いこなす事が出来れば業務の効率化やマクロを使用できれば、ちょっとしたイノベーションを起こす事も出来ます。

筆者の経験上、Excelなどを独学で使っている方も多いのでショートカットキーやif関数の応用などが出来るだけでも一目置かれる存在になれますよ。

税理士・公認会計士

税理士は独立開業、公認会計士は監査法人勤務といったイメージを持っている方も少なからずいると思いますが、税理士や公認会計士が事業会社に勤務するという選択肢もあります。

上場企業の経理部長ベンチャー企業では、CFO(最高財務責任者)に税理士が就任するケースも珍しくありません。

ちなみに、Youtuberやインフルエンサーとしても有名なマコなり社長が運営するTECH CAMPでは、公認会計士の方がCFOを務めています。

また、船井総研によると税理士事務所の95%が従業員数10名未満という事ですので、事業会社で、経理部や会社組織などのより大きな規模のマネジメントがしてみたいなど個人事務所開業では、経験できないような機会を求めて企業内税理士を選択する事も出来るんですね。

参考:マイナビ税理士



経理の適性とは

ここでは、経理に必要な適性また、不向きな方の特徴を見ていきましょう。

経理に適性がある方の特徴です。

  • 簿記が楽しめる
  • 一人での作業も苦にならない
  • 単調な事でも続けられる
  • Excelなどofficeソフトを使うのが得意
  • 数値などを分析するのが得意
  • 計画立てて実行できる
  • リスク管理できる

簿記が楽しめるという事ですが、これは感覚的なものですが、複式簿記の持つ貸借一致の原則によって、あらゆる経済活動を仕訳して記帳する事によって財務諸表を作成した際や簿記の学習段階において必ず貸借が一致して±0となる事が楽しめるという事です。

この感覚がない場合は、資格取得のために反復した問題演習が必要な簿記の学習や1円の果てまで数字を追いかける経理の仕事は苦痛なものに感じてしまうかもしれません。

また、基本的にはPCへの入力が主な業務になるため、就業中は人と関わらず、黙々と作業するため単調になりがちです。良い点としては、あまり指図されずにマイペースに仕事が出来るという事です。

将来的には決算の際などに経営陣に向けて事業活動報告をする事になるので、数値を作るだけではなく、財務分析を通してそこから経営状態などを明らかにする必要もあります。

そのような際に数値や分析する事が得意な方であれば、より広範に多角的視野で財務諸表を読み解く事を可能とします。また、この力は投資の世界ではファンダメンタルズ分析として活用する事が出来ます。

筆者自身は、財務分析に面白みを感じて大学の卒業論文では、ゲーム会社から3社を選び収益構造や経営状態を比較するというような事をしました。

上場企業であれば、自社ホームページで投資家情報として有価証券報告書が公開されていますので、一度興味のある会社を見てみると良いでしょう。

経理の仕事は支払や決算など期日はつきものですので、スケジュール管理が出来る事も求められます。

また、リスク管理能力として、会社の経営上はもちろんですが、従業員個人としても働けなくなるリスクをマネジメントする事も重要です。

例えば、厚生労働省によると肥満は生活習慣病の発症リスクを上げるため自己の体調管理を行う事も会社経営やひいては自分自身のためにもなります。

自己管理も出来ない人がスケジューリングやリスクマネジメントが出来るとは到底思えないですからね。

続いて、経理に不向きな方の特徴です。

  • 簿記は苦手
  • 黙々と作業するのは苦手
  • 多人数でのプロジェクトを完成させたい
  • 直接、人と関わる事にやりがいを感じる

黙々と作業するのが苦手な場合は、経理の仕事は難しいです。また、チームをマネジメントしてプロジェクトリーダーとして活躍したいという場合も経理では、なかなか経験する機会はないでしょう。

M&Aや新規事業の立ち上げの際に、収益性の試算などで関わる事はあっても直接的に推進運営する場面は稀です。

また、お客さんからの感謝の言葉やチームメンバーなどと喜びを共有する事に仕事のやりがいを見出す方の場合も経理では、経営陣に要望を言われる事はあっても感謝の言葉をもらう場面は、滅多にありませんので、やりがいを持って仕事に臨むのが難しいと思われます。

あらゆる仕事に言える事ですが、業務を完遂する責任感がない場合は経理には致命的です。というのも支払期日を過ぎてしまえば会社の信用に関わりますし、不完全な財務諸表を作成しては経営判断を誤らせてしまうからです。



まとめ

  • 経理の主な業務はPCを使用して行う
  • 簿記のExcel操作や税理士などの資格でスキルアップ出来る
  • 簿記の学習が苦痛でなければ適性大
  • 経理では人と関わる事に仕事のやりがいを見出すのは難しい

最後までお読み頂きありがとうございます。

当記事が読者方のお役に立てたら幸いです。

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